駅の発車メロディで、観光客に最後のアピール!

 今日、山手線・高田馬場の駅で乗り換えたところ、山手線の発車際のメロディーが、中学生のころテレビで放映していたアニメ「鉄腕アトム」の主題歌でした。手塚プロダクションの最寄駅だからでしょうか。

 そういえば明治マーブルチョコレートに「鉄腕アトム」のシールがオマケではいっていたな!。アニメの鉄腕アトムよりはるか以前に、人間が着ぐるみに入った鉄腕アトムのテレビ番組があったな!。などと古いことを思い出してしまいました。

 毎度のことで、耳慣れてしまっていますが、私の家の最寄駅の山手線・恵比寿駅では、映画「第三の男」のテーマソングが流れます。この曲が駅名の由来になった恵比寿ビールのコマーシャルソングだったからです。

 この曲で、居眠りによる乗り過ごしを回避できたこと数知れず。 感謝しています。

 若い人たちは恵比寿駅の発車メロディーを聞いて、ビールの宣伝を思い出すようですが、私はどうしても映画「第三の男」のウイーンの大観覧車の場面が頭の中に出てきます。恵比寿とウイーンは関係ないだろ!などと野暮なことを言うつもりは毛頭ありませんが。

 毎月、通院している病院のある京浜東北線の蒲田駅では、映画「蒲田行進曲」とともに電車の扉が閉まり、発車します。これはわかりやすい。納得。

 このように地域色を出した駅の発車のメロディーが増えてきたことは、とても良いことだと思います。駅も個性を出さないとね。

 さて、

 発車メロディーで今まででもっとも印象的だったのは弘前駅。

 発車の合図が「津軽三味線」なのですよ。弘前にも青森にも多くの津軽三味線のライブをやっている居酒屋や料理屋などがあるのですが、弘前駅では観光客のお見送りまで、「津軽じょんがら節」ですからね。 私のような旅人は、また来ようという気になります。

 ここまで徹底すれば立派です。お見事。

 今月も青森に行く機会があるのですが、何とか時間を作って弘前に足を伸ばしたいものですが。果たして、、、、


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コメント

  1. あをによし より:

    秋田のJR大曲駅も「秋田おばこ節」。

    笛がピ~ヒャラ鳴る発車メロディはなかなか秀逸ですよ。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    あをによしさん

    おおおっ! それは知りませんでした。大曲もやる気ありますね。

    そういえば、あをによしさんが学生時代に愛用しておられた近鉄特急ですが、名古屋を発車するときに、「ドナウ川のさざなみ」が流れますが、あれはどういう意味なのでしょうかね。

  3. ARCadia より:

    アッシが乗過ごしでたま~に使う駅は「ウルトラマン」だわい!

    これが聞こえてもあまりありがたくない…

  4. 芸のない旅芸人 より:

    ARCdiaさん

    円谷プロの最寄りの駅ですね。

    昔は小田急電車から怪獣のぬいぐるみが見えましたが、いまは?

  5. あをによし より:

    近鉄の名古屋駅では何十年も前からあのメロディが流れますよね。しかも特急の時だけなので、優等列車の発車にもかかわらず物悲しげな旋律と相まって、子供の頃にあれは「近鉄特急の曲」だと強烈に頭に刷り込まれました。

    後々になってあのメロディが「ドナウ川のさざなみ」と知りましたが、未だにその由来は知りません。むしろ自分の中では「近鉄特急の曲」のままであり続けて欲しいと、幼き日の郷愁にすがって由来の追及を拒否しているのが正直なところかも。

  6. 芸のない旅芸人 より:

    あをによし様

    なるほど、「近鉄特急の曲」なんですね。

    私にとっては近鉄提供のテレビ番組「皇室アルバム?」(確か)のときのコマーシャルソングが思い出されます。

    「きん、きん、近鉄特急。そら来た二階建ての電車」というのがサビの部分ですわ。

    結構、刷り込まれています(愕然)