柿源郷での勉強会

  本日は鳥取県に来ております。

  今週は前橋、弘前、青森、松阪、鳥取と、かなりの運動量です。ただ、各地で地域のために全力で頑張っている方たちとの出会いがあり、疲れを感じません。充実しています。

  今日は鳥取県の東部に位置する2つの町の方々との地域活性化にかかわる合同勉強会です。

  そのうちの一つ、若桜町(わかさ)は若桜鉄道の終点で、このブログの筆者プロフィール写真(SLとともに写っている)を撮影した場所です。このときは当ブログの最多コメント王のARCadia氏、平塚のハカセとともに訪れました。

  もう一つは八頭町(やず)です。若桜鉄道の起点であるとともに、大阪から鳥取への特急列車が停車する郡家駅(こおげ)があります。

  二つの町は、桃源郷のような、のどかな谷の中にすっぽりとおさまっており、その谷の中央部を東西に若桜鉄道がのんびりと走っているのです。

 桃源郷と書きましたが、八頭町は「桃」ではなく、「柿」の名産地。 「桃栗3年、柿8年」ですから桃の上をいきますよね。

 ”柿源郷”

  この鉄道と、地元の魅力ある豊富な食材(「大江の郷 自然牧場」さんの卵は、その代表です)などを生かして、地域の皆さんがこの谷を元気にするための具体的な方法を考えていただくための材料提供。

 それが、全国を放浪して数多くの事例を見ている (であろう) 旅芸人の役割です。

  二つの町を牽引する事業者の方、行政の方、さらには県の幹部の方々も加わり、真剣で建設的な議論が行われました。

  どこまでお役に立てたか、内心忸怩たるものはあるのですが、そこに参画させてもらったことに感謝しています。


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コメント

  1. 福田 俊史 より:

    きのうは遠いところをありがとうございました。

    多胡さんの話を聞くみなさんの表情を見ていると、八頭若桜谷の将来は明るいぞ!という気持ちになりました。

    私も若桜鉄道にSLが走ることを目指して全力でがんばって行こうと思います。

    八頭は四季折々でおいしいモノ、きれいなモノがあります。ぜひ、またお越しください。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    福田俊史様

    昨日はありがとうございました。

    皆さんに地元の良さを気づいていただき、自信を持っていただくことが第一歩かと思いまして、あのような話にいたしました。懇親会での皆さんの御意見から察するに少しはお役に立てたのでは、とほっとしているところです。あとは海士町のような全員一丸となった本気度ですね。

    応援しております。いつでもお声をかけてください。

  3. 森本正孝 より:

    この度は、お忙しいなか遠路はるばるお越し頂き、心より深くお礼申上げます。講演会に参加頂きました多くの皆様から、感謝の言葉をたくさん頂きました。

    昨日までに、商工業者、行政、地元住民の方20数名の方と講演について話しをうかがいました。物事をとらえる視点、視線の鋭さに感激した、4輪車の話しは初めて聞いた、地元の良さを再発見した等の多くの意見を聞きました。

    ある人は、良いヒントと勇気をもらったので、これから皆で色んな事をやっていこうと話しがありました。小さいですが確実にうねりが起きていると感じました。問題は多くありますが、やはり本気度がいつ、どのレベルまであがり4輪駆動としてスタートするかだと考えます。

    私は、八頭を鳥取をこよなく愛する男として、その一助となるよう全力で取り組んで参ります。今後とも、温かく厳しいご指導を長くお願い致します。行き届かない点がありました、お許しください。又、必ず当地へ帰って来て下さい。本当にありがとうございました。

  4. 芸のない旅芸人 より:

    森本正孝様

     ご準備ならびに当日の運営、すべてお任せしまして、申し訳ありませんでした。お陰さまで大変充実した勉強会になりました。ありがとうございました。

     八頭・若桜は地域活性化のための素材としては全国でも屈指。ご指摘の通り、あとは4輪駆動による本気度だけでしょう。

     我々、金融の役割は、情報産業、サービス産業、そしてときには利害調整(黒子ではなく、表に出ての)だと思います。それを粛々とやっていれば、間違いなく、地域の客様は金融取引をしてくださるものと確信しています。

     よろしくお願いします。