「ガマの油」でお肌に潤いを

つくばエクスプレスのターミナルである「つくば」駅の構内に、「つくばの良い品」というミニショップがありました。

店の人(大変乗りの良い人でしたが)に、うかがったところ、4年前から店を開いているとのこと。

そこで同道のH氏が見つけたのが、筑波山名物 「ガマの油」。

Dvc00327

「さあさあ、お立ち合い。前足の指四本、後足の指六本 四六のガマ」

使用書に書かれている説明によれば、筑波山大御堂のお坊さんが大坂の陣のときに徳川方として従軍。ガマガエルなどの動物成分と薬草や油脂を混合した軟膏で兵士の傷を治したことに由来。

その後、筑波在の兵助という人が江戸に出て、「ガマの油売り」の大道芸をやったことで、全国銘柄になったそうです。

「これ、効きますか?」 と大変乗りの良い店の方に愚問を呈したところ、

「皆さんに、お買い上げいただいていますよ。 薬ではないので、何に効くとは申し上げにくいんですが。 とくに冬は売れますよ。」

と模範解答。

”恐る恐る”購入しました(笑い)。

保湿クリームのような感じです。

効能書を見ると「皮膚荒れを止め、キメを整え潤いを与える」。

なるほど

どうやら、大道芸のように腕に刀をあてて、その傷跡に塗り込むようなものではなさそうです。

一昨日の「源氏巻」に対し、ARCadiaさんからは相良の「わいろ最中」、克己さんからは『切腹もなか」で応酬していただきました。

「ガマの油」を受けて立つ、”お土産物”はありますか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ARCadia より:

    ガマの油クラスのお土産物ねえ…

    案外思いつかんなあ、、、実はお土産なんてまず持ち帰ったことないんだナ。

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    母上にちゃんと土産を買ってくるように。

  3. あをによし より:

    同道のH氏です。いや~まさか本当につくばで「ガマの油」が売っているとは思いませんでした。

    そう言えば、お土産物ではないけど動物性の薬(?)なら、奈良にも「みみず一風散」と称する解熱薬があります。主成分はその名の通り地竜なんですが、れっきとした第2類医薬品!

    奥多摩にも川天狗が人々に薬効を教示したという伝説があるので、ガマの方はさて置き、ミミズの効能は確かなようです。

  4. ARCadia より:

    そうそう、地竜。

    いいところに気がつかれました。

    で、思い出したのはイモリの黒焼き。

    ホントに効くならコッチの方がいいなあ…