昔取った杵柄(きねづか)

 本日、全国各地域の金融機関の方々に対し、話をしました

 ありがたいことに、このような機会をいただくことは多いのですが、通常の演題は、「中小企業金融のあり方」、「地域活性化の処方箋」といった純日本風のものです。

 本日のお題は、債券市場のような国内外の金融市場、さらにはデリバティブに関するものでした。 本当に久しぶり。

 変化の激しい金融市場やデリバティブの話ですので、昨今の動きを十分にフォローできておらず、「年寄りの昔話」となってしましましたが、原理原則は不変ですので、そのことをお伝えできればと思いました。

 聞いていただいた方たちは、普段、私が中小企業金融や地域活性化の話をする相手の人たちなので、かなりビックリされたようです。

 「実は市場部門の人だったんですね」 (・・・銀行員時代はこの仕事以外はほとんどしませんでした、とても銀行員とは言えません)

 「国際派だったとは思いませんでした」 (・・・英語の下手クソな国際派でした、確かに)

 いやはや、赤面の至りです。

 ただ、20代~30代のときの仕事というのは、思いのほか、鮮明に覚えています。

 懐かしくもあります。

 昨今、物忘れが激しく、まだらボケを心配しておりましたが、本日の大役を果たし、ほっと一息つきました。


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コメント

  1. 克己 より:

    80年代の金融証券市場、懐かしいですねぇ!

  2. 芸のない旅芸人 より:

    克己様

    80年代の金融証券市場には、理不尽な規制を打ち破るような、それなりの革新がありましたね。それが行き過ぎて、ここまで暴走するとは想像しませんでした。

  3. 克己 より:

    まったくです。

    人間なんて、所詮こんなものなんでしょう・・・って目線で市場を眺めるようになりました。

  4. 芸のない旅芸人 より:

    克己様

    まったく、同感。おっしゃる通りです。