35年ぶりの「ながら族」

 ラジオ(人気の高性能ものです)を買いました。

 自宅で原稿を書いたり、出張資料の作成といった作業をおこなうときには、どうしてもテレビ(2時間ドラマの再放送など)を見てしまい、仕事に集中できません。

 だからといって、静かな環境で、神経を集中するというのも、意外に能率が上がりません。

 ということで、「ながら族」の定番であるラジオを購入することにしたのです。

 「ながら族」、若い人はご存じないと思いますが、昭和40年代の言葉ですね。 

 私の若いころはラジオのFM番組が生活のBGMでしたが、当時はNHKFMとFM東京の2局しかありませんでした。

 それが、いまやFM局はたくさんあり、どれを聞いていいのやら。 お気に入りが決まるまで時間がかかりそうです。

 昨晩は、35年ぶりに深夜零時からFM東京の「ジェット・ストリーム」を聞きました。 

 パーソナリティは、城達也さんから大沢たかおさんに変わっていましたが、実に懐かしいです。

 当時は、イージー・リスニングの曲の合間に流れる「いま、パリは夕方の4時半。シャンゼリゼ通りでは、、、、」などというナレーションを毎日聞きながら、海外での生活を想像していました。

 大げさにいえば、私の人生設計を決定づけた番組だったかもしれません。

 「ながら族」、復活です。


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