教えられました

   タクシーに乗ると、たいてい運転手さんに話しかけるようにします。

   皆さん、快く対応してくれます。

   タクシーは景気の「先行指標」ならぬ、「後追い指標」という意見もありますが、タクシーの運転手さんから聞く、利用者の動向や、盛り場の人出情報は価値があります。

   今日は個人タクシーでしたが、若い運転手さん。 30歳代で個人タクシーのライセンスを取得できる人は非常に少ないのですが、まさに希少価値の人。

 松葉杖を持っていたので、なりゆきで、「足のけがのために、仕事の稼働が落ちている話」となったのですが、控え目ながら、彼がさりげなく言ったことが身にしみました。

 「この間、車が故障して、修理に出したため、1週間ほど仕事にならなかったのですが、身体を休めろという天の声だと思って、開き直りましたよ。 無理をしてでも頑張らないといけない時は、必ずあるけど、こういうときは自然体で行った方が良いですよね。」

 こちらの焦る気持ちが伝わったのでしょう。 おっしゃる通り、恥ずかしい限りです。 


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コメント

  1. 克己 より:

    タクシードライバーとの会話、ホントに勉強になります!

  2. 芸のない旅芸人 より:

    克己さま

    タクシードライバーさんから聞く話は、世間の縮図です。これを情報料と考えれば、タクシー料金は実に安いと思います。

  3. 克己 より:

    同感ですね、逆に高く感じるのはポジショントーク(ちょうちん記事?)が行き交う経済誌でしょうか?