お友達クラブからの脱却

村社会の地域金融機関の浮沈はトップ次第と痛感しています。

だからこそ後継者計画(サクセッションプラン)が最重要施策であることは間違いありません。

9/17の日本経済新聞に東証の上場会社のうち17社がサクセッションプランを持っていることが明らかになったとの記事がありましたが、これらは日々厳しい競争にさらされているグローバル企業ばかりです。

この17社の中には含まれていないようですが、実は地域銀行にもサクセッションプランを導入したところがあります。

いくつかの地域銀行が「人口減少や厳しい経済環境」を理由に統合合併への道を突き進む中で、この銀行は「顧客本位のビジネスモデル」に磨きをかけています。

そしてこの動きを持続的なものとすべく、村社会におけるお友達クラブの論理から脱却し、独自のサクセッションプランを構築しました。

どちらが正しい選択だったのか、答えが出るのは思いのほか早いと思います。


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コメント

  1. ARC(短縮しました) より:

    浮沈はトップ次第、ってねェ、金融機関じゃなくても痛感しますよ。

    しかしナントカプランが上場会社のうち17社とは、ないに等しいのでは。

    もう関係ないからいいものの、わが古巣も後継者と目されるのがいるけど、これもプランのウチなんだろうか。

    この候補がもう、どこから見ても※※なので泣きたくなるよ。要するにプラン次第ってこと?

  2. 旅芸人 より:

    アルカイダさんもご存知の某社はガバナンスから程遠いという印象です。ひょっとして一部上場企業ですかぁ。

    同族企業ならしょうがないと諦めもつくが、そうじゃないところが息子にバトンタッチするというのはサクセッションプランの対局です。働いている方は切ないですね。