昨日、サクセッションプランにおけるお粗末な例として「院政」の話を書きました。
地域金融機関には「サクセッションプランは皆無に等しい」と切って捨てたのですが、その中で例外ともいえるケースが、本日の日本経済新聞に掲載されました。
東北版ですので地域外からだと電子版でしか見れないのですが、みちのく銀行(本店 青森市)の事例です。
メガバンクはおろかグローバルな製造業と比較しても負けないようなサクセッションプランと考えられます。
委員等設置会社などの形だけ作って実態は「院政」経営の某地域金融機関とは対極にあります。
地方版というよりは全国版で報道する内容だと思いますが。
コメント
日経の記事、探して読みましたぞ。
次のトップの選定手続きで情報公開の動き、のような記事も最近見ました。
面白い試みと思う反面、これで上手く行くのかいなという疑念もムクムク。何やら、選ばれ易い人の傾向なんて出てきそうだなあ。
まあ、恣意的ボンクラは選ばれなくなりそうなのはよいな、とは思うものの、個性的とか天才的?とかは出てこないだろうなあ。
あ、そんなのは必要ないか、勝手に創業するか。
みちのく銀行の取り組みは業界としては突然変異みたいなものです。
乞うご期待。
アルカディアさんの古巣もサクセッションプランとか、ガバナンスとかが、必要っすね。
まあ、余計なお世話か。
能力や人望が執行役員にふさわしいと思われる人材を10人も毎年選び出せるというのがすごい。
ここ20年苦しみながら地域金融機関として、当たり前のことを当たり前にやってきた銀行ということでしょうね。
業推無罪の思想に嵌った方たちが後補に上がる位置にいるというのが普通と思います。
失礼
後補 → 候補
です。