只見線への想い

関東は紅葉の真っ盛りです。

紅葉といえば何と言っても東北だと思います。

ということで早速、平塚のハカセとARCさんから作品を送ってもらいました。

東北における列車と紅葉の組み合わせだと只見線をナンバーワンにあげる人は多いようです。

会津若松と上越線の小出を結ぶ135キロあまりの路線です。

乗り鉄を称するには遺憾ながら、私は全区間を通して乗ったことはありません。

学生時代に平塚のハカセとともに、小出から大白川までSLを追いかけて行ったのですが、当時は大白川が終点でした。

上野から夜行の各駅停車 (電車) で小出まで乗車し、小出駅の待合室でストーブにあたりながら只見線の一番列車を待ったのを思い出します。雪がしんしんと降っていました。

大白川・只見間の20キロが開通して只見線が全通したのは1971年ですが、その後は会津若松から何度か只見線に乗車した記憶はあるものの、小出まで走破することはありませんでした。

現在は、只見と会津川口の区間は豪雪の後遺症で不通となっていますが、不通区間にある会津塩沢駅付近は、長岡藩家老 河井継之助の終焉の地です。

学生時代に司馬遼太郎さんの「峠」を読んで以来、50有余年にわたり「訪問したい先リスト」の先頭に残ったままです。

何度も機会はあったのですが、「時間ができたら行こう」と思ったまま今を迎えています。

只見線には「後悔先に立たず」が詰まっています。

📷📷📷📷📷

さて、平塚のハカセの写真です。

会津塩沢~会津蒲生(第8只見川橋梁)

_2_20031019

会津桧原~会津西方(第1只見川橋梁)

_20031018

次はARCさんの作品です。

会津宮下〜早戸 (第3 只見川橋梁)

19731019


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コメント

  1. ARC(短縮しました) より:

    今は紅葉の見頃情報が溢れているので盛りを逃すことはありませんが、以前はドンピシャで合わせるのが難しかった。

    「文系と違って」サボって出かけるのも簡単ではなかったし。

    それでも印象に残る東北の紅葉はいくつかあります。

    タイミング以外でも、八幡平では最盛期の筈なのに雲の中で何も見えず、なんてことも。

    作例の時季は10月20日頃ですがチト早かった感じですね。

  2. 旅芸人 より:

    お見事な写真、ありがとう。

    いつでもサボれる文系は写真は下手だし、管理はできないので写したものは雲散霧消。

    これでよくもまあ、仕事をしていると思うよ。

    先日、山形新幹線で福島・米沢間の板谷峠越えをやりましたが、万山錦秋という言葉がぴったり。車内販売で購入した峠の力餅をパクつきながら車窓を楽しみました。