万山錦秋、贅沢な車窓

本日の乗り鉄紀行は陸羽東線です。

東北本線の小牛田駅と奥羽本線の新庄駅を結ぶ94キロの路線です。

小牛田駅は涌谷、石巻方面の石巻線の起点でもあり、かつては鉄道の町として活況を呈していました。

東北新幹線の開通とともに、古川駅が新幹線の乗換駅となり、東の主役は小牛田から古川に移った感があります。

古川から15キロあまり西に走ると岩出山。

伊達政宗は仙台築城以前に、ここ岩出山にいました。

NHK大河ドラマで伊達政宗を放映しているころに、岩出山城下をゆったりと散策しつつ、故地米沢から岩出山に封じ込まれた政宗の仙台築城への強い執念を共有したのです。

岩出山から20キロほど山に入ると鳴子温泉。

かつて観光庁からの研究調査を“地域の魅力研究所”で受託した際に、鳴子温泉には何度も足を運びました。

鳴子は日本でも屈指の古い歴史を持ち、多様な泉質を持つ魅力的な温泉郷です。

鳴子は徳陽温泉と揶揄されるほど、徳陽銀行 (本店仙台市) の影響力の大きい温泉地だったのですが、徳陽銀行が破綻して以来、鳴子温泉の旅館の多くは資金調達に苦慮したと言われています。

昨今はインバウンド顧客で賑わっているとの話も聞こえてくるようになり、ホッとしています。

鳴子駅 (1997年に鳴子温泉駅と改称) から中山平駅、堺田駅と、かつてのSL撮影スポットが続きます。

この区間、いまは紅葉のシーズンに多くの観光客を魅了してやまず、ワタシもディーゼルカーの窓越しに万山錦秋を堪能したことを思い出します。

天気の良い某日朝、東北新幹線に飛び乗り古川へ。古川から新庄まで「車窓紅葉狩り」、贅沢な各駅停車の旅をしました。新庄からは山形新幹線で楽々日帰りできました。夕食は「牛肉どまん中」の駅弁だったと思います。

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最後にハカセの写真館です。

残念ながら紅葉の季節のSL写真はないとのことでしたが、力作ぞろいです。

中山平~堺田 1971年7月

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中山平~堺田 1972年12月

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中山平~堺田 1972年12月

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堺田~羽前赤倉_1972年12月

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コメント

  1. ARC(短縮しました) より:

    先ほど乗った山手線に「秋田の秋」の広告映像が流れていてチョットそそられました。

    鳴子峡の紅葉というと、トンネルから出てきた列車、というのが定番で、駅のポスターなどでイヤというほど見せつけられますが、さすがのハカセも紅葉の時季には行ってないのですか。紅葉の最盛期に当て込んで出かけるのはなかなか難しいですからね。

    でも、対象がSLの場合は冬の方が似合います。煙も盛大だし。

    今回の雪景色はとりわけ雄大で素晴らしいです。雪をかき分け大変な苦労をして撮影したと聞きましたが、どんな場所かと思って探ってみました。(ヒマなので)

    2枚目と3枚目の画は木立の形から連続写真とわかります。3枚目の右下に道路がのぞいていて、しかも除雪されているので幹線道路っぽいです。線路のどちら側にいるかは、幸い陽が射していて影が左上に伸びているので、南側かつ朝方と見えます。これを頼りにGoogle地図で堺田-中山平間を当たると、約2.5kmの区間がピッタリです。堺田が分水嶺になっているので中山平からは緩やかな登りでSL撮影にも好適。2枚目では列車が鉄橋を渡っているので地図の川を目印にストリートビューで探すと橋脚の形がピッタリの鉄道橋がスグ見つかります。イヤー便利になったもんだ。