形式主義はレイジーの証し

昨日に続いて、

思考停止の形式主義の奴隷に成り下がった地域金融/中小企業金融。

過去のデータや前例、同業他社の先行事例、そして行政当局が示すルール、

これらが経営の羅針盤になっている限り、形式主義の呪縛が解けることはありません。

形式主義は、思考停止のレイジーな経営陣にとって一番楽なやり方です。

形式主義からの脱却のキーとなるのは、当たり前のことですが、多様性のあるヒトの集団からなる風通しの良い組織。

ただ、いくらダイバーシティといっても、経営者次第でダイバーシティ自体が形式主義になってしまいます。(そういう兆候が見えている地域金融機関も少なくありません)

「地域金融機関の経営者養成塾を早急に作る必要がある」

先日、お目にかかった地域金融機関のもと幹部の方の言葉です。

イヤハヤ、根深い。


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コメント

  1. 新田信行 より:

    養成塾いいですね。多胡さん、先生をお願いします、経営は、事務手続きやマニュアルではできません。理念あるバンカーを育成したいです。

    私も発起人の一人として発足した、JPBVも参加メンバーが増えています。私も微力を尽くします。多胡さんにもぜひご指導いただきたいです。

  2. 寺岡弟分 より:

    当社も思考停止のレージー経営者ばかりで、自分で自分が何をしているのか分からず、恐れと謙虚さがありません。これらの経営陣を反面教師として志ある職員から、改革の声が上がって来ています。熱い鉄の人材が錆びないうちに理念を持ち合わせた地域金融マンに育って欲しいので、多胡先生のご指導を賜りたいです。

    もちろん、新田理事長にもです。

    捨て銀3、配達楽しみです。