残酷な程にできていない

2月1日のブログ「勉強会に出ました」に多くの示唆に富んだご意見を頂戴しました。

改めていただいたコメントを読み通してみました。

コーポレート・ガバナンスは形式を整えているだけで、「残酷な程にできていない」との橋本さんのコメントに大いに首肯するところです。

これを言っちゃオシマイかもしれませんが、結局のところ、堅牢な枠組みを作っても限界があり、ヒト次第なのでしょうね。

常勤であれ社外であれ、企業経営をやってはいけない人を選んではいけないということです。

難題ですが。


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コメント

  1. 橋本卓典 より:

    著名投資家のバフェットも言っていますが、「自分で自分が何をしているのか分からないことが、最も恐ろしいこと」なのです。

    つまりは、「恐れ」に対して謙虚でなければなりません。本当は「議論のための議論」しかしていないのではないか。本当は「顧客の真なる声」など聞けていないのではないか。本当はそんな経営は社員から「愛想を尽かされている」のではないか、と謙虚になることです。それが学習の動機となるはずです。

    何に恐れを感じているのか。そして、恐れを克服するために何を学習しているのか。それを探究するプロセスが肝要です。

    目指すのは、第一勧業信用組合の新田理事長のおっしゃるように、幸せです。幸せではないから、目に見えない世界がこわれていくのです。

  2. 森脇ゆき より:

    ご自分の仕事に誇りを持ち、社員やお客様を家族のように大切にしている中小企業の経営者さんはたくさんいらっしゃいます。

    大企業だと「社員のため」とか「会社のため」という、よくわからない責任転嫁で、自己の行為を正当化しやすくなるのでしょうか。

    本当のご自分の心はどこにあるのかお聞きしてみたいです。

    私はどんぶりみたいな器の大きな方々にお目にかかる機会をいただき、何とも言えない幸福感に浸りました。感謝いたします。

    何かを詰め込めば、器は大きくなるのでしょうか。それとも、器を大きくしてから、受け入れるのでしょうか。お目にかかった時に皆様に質問させてください。(脱!おちょこ)

  3. 新田信行 より:

    私は、成人発達理論の専門家ではありませんが、心の成長は、認識の拡大、共感、ワクワク感がポイントだと感じています。そして心の成長は、下の人から上は見えないそうです。森脇さんが、その方の器を感じられるとしたら、森脇さんも既にそのレベルにいらっしゃるのだと思います。