広域資本統合は“仇花”

千葉銀行と横浜銀行の包括業務提携の報道に接し、健全行同士での広域の経営統合/合併という「資本統合」が仇花 (あだばな) で終わったことを改めて感じています。

広域資本統合を行なった銀行グループが統合後に行なった施策は、わざわざ資本を一緒にしなくても業務提携や連携で十分にできることでした。

経営統合や合併を煽るメディアを横目に、

「救済でもない限り資本統合はありえない」

と遠吠えのように主張し続けていた日陰者?としては溜飲が下がる思いです。(本日は感情的になっていることをご容赦ください、笑)

取り急ぎ。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 新田信行 より:

    この連携を軸に、全国30くらいの地銀で業務連携のネットワークを築いて欲しいですね。点から線に、線から面に。連携効果は、飛躍的に高まります。

  2. 橋本卓典 より:

    まさに(笑)救済型であればいざ知らず、今回のパートナーシップは、考え方が違うでしょう。ある意味で、時代錯誤な未来投資会議の「広域統合」に対してのアンチテーゼに見えます。じっくり見てみましょう。