SDGsは組織的継続的リレバン

ある地域金融機関の ESG/SDGs の推進を担当する部署の責任者 Xさんと会いました。

この金融機関も重要施策としてSDGs を掲げているのですが、どこぞの地域金融機関のように、ESG/SDGsの冠をつけた金融商品はありませんし、耳目を引くような ESG/SDGsイベントも行っていません。

地域金融機関の「生きざま」そのものが SDGSsであるとXさんは明言してくれました。そしてXさんの言葉、「組織的継続的なリレーションシップバンキングを行うことこそ SDGSs である」には、まさに我が意を得たりです。

Xさん自身が支店長として真のリレバンで実績を上げたことから、SDGsの推進部門の責任者にノミネートされたそうです。 

そして、日々営業店を回って従業員やお客さまに対するSDGsの啓蒙活動に邁進しているとのこと。

ジャパンSDGsアワードで、過去に地域金融機関も顕彰されているようですが、本来、この金融機関のようなところが選ばれるべきだと思います。

 


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コメント

  1. 新田信行 より:

    全く同感です。SDGsとは金融包摂そのものです。金融排除している金融機関にSDGsなど語って欲しくないです。誰一人取り残さない多様性包摂性な社会の実現は、地域金融機関の存在意義そのものだと考えています。

  2. 旅芸人 より:

    SDGSs の目標8.10 に

    「国内の金融機関の能力を強化し、すべての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する。」

    と明確に記載されていますよね。

    金融排除するなよ‼️ と。

    地域金融機関はまずはここからですよ。

    ジャパンSDGsアワードの審査員には、この点をまず見てもらいたいですね。