洪庵のたいまつ

株式会社ジンテックの「コンフィデンシャルレター」(C/L) には、地域金融関係者にとって耳寄りな情報が詰まっています。

C/L 第11号 (1月16日付) は、地域金融ソリューションセンター代表 竹内心作さんの寄稿です。

竹内さんは、弱体化が目立つ地域金融機関の業務推進にかかわる支援を業とし、研修、講演、さらには職員の顧客訪問に同行といった多面的な活動をしています。

竹内さんのC/L には地域金融の現場の生の声が数多く盛り込まれていましたが、まさしく竹内さんの活動は司馬遼太郎の「洪庵のたいまつ」です。

「洪庵のたいまつ」は「21世紀を生きる君たちへ」とともに、小学校高学年の国語の教科書に掲載されたものです。

竹内さんは岡山県人ですが、緒方洪庵は岡山県足守の出身です。足守の近くには、秀吉が水攻めをした備中高松城があります。

さて、

いよいよ明日は、再生人シンポジウム@松江。竹内さんとも会えるのが楽しみです。

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コメント

  1. 寺岡弟分 より:

    竹内さんCL読まさせて頂きました。中身は濃いのに分かりやすく、ウィットに富んでいて、何か一つは出来る内容となっています。当社でもしかるべき部署に同志がおり、その部署を通じて現場に波及させる態勢となってきました。現場職員の一人でも一店舗でも自己肯定感の高められる職場創りを目指しています。もちろん、ジンテックセミナーレポートの活用もさせて頂いてます。

  2. 増田寿幸 より:

    私の感想は、竹内実話のなかに、「マッチングシステムが闇鍋になっている」というくだりがある点についてです。京都信金ではマッチングシステムを15年以上運用していますが「闇鍋化」はまぬがれています。では何が分水嶺になっているのか、これが知りたいのです。たぶんニーズを掲示する側ではなく、そのニーズに応える側に問題があるのではと推測しています。つまり「何々を求めます」と書くのは簡単ですが、「こんなものがあります」という返信を送るには、そもそもシステムに定期的にアクセスする習慣がないと成立しないのです。この習慣を創生する努力を当該金融機関は放棄しているのでしょう。システムに金を使ってもただの箱ですから。