3年前、地域金融機関におけるSDGsの認識はこんな程度でした。
上記ブログでの該当箇所、平成29事務年度・金融行政方針の4ページです。
~金融行政全体を俯瞰し、例えばSDGsのような新たに出現するテーマも常に視野に入れつつ、全庁的な金融行政の戦略立案や総合調整を行う機能を強化する。加えて、金融システム全体のリスクや業態横断的な課題に対応するため、市場分析や IT、 リスク管理等の専門分野別チームの機能を強化する。
3年前、環境省におけるESG金融懇談会は始まったばかりですが、
http://www.env.go.jp/policy/esg/kinyukondankai.html
すでにESG金融懇談会の提言には、
~顧客のESG課題や地域のSDGsの視点なくして、顧客本位の持続可能なビジネスモデルを構築することは困難といっても過言ではない。そもそも、非財務情報を含め企業の様々な情報を与信判断や債権管理に活用することが求められる間接金融にとっては、ESGは必須の概念ともいえる。 地域における ESG金融とは、これを再発見し、真のリレーションシップ・バ ンキングを追求していくことに等しい。(提言の8ページ)、
との、正鵠を射た文言が入っています。