「ゼロゼロ融資を含めて融資したからには責任があり、本業や財務で経営者を応援していく。社会の仕組みや価値観が変化するなか、生き残り策を一緒に考えることが重要。」
直近の某メディアで見た地域金融機関トップのインタビュー記事にあった文言です。
「貸手責任」という言葉が突き刺さったのは、
コロナで売上激減した企業を金融団で支えるための対策会議において、貸手である地銀役員から以下のような発言があった、
との話を聞いた直後だったからでしょうか。
「私たちには本業支援のノウハウもないし、何の役にも立てないので支援はできない。貸出金を一部回収します。回収したことで会社が窮地に立ったとしても、それは既に説明済みで、回収しないと背任行為となります。」
「貸手責任」をどうとらえるか、ワタシは18年前のリレバンがスタートした時から頭の中心にあることです。