昨日のBS放送、土曜日恒例「男はつらいよ」は第13回「寅次郎恋やつれ」でしたが、舞台となったのは島根県の温泉津、益田、津和野。
ということで、今日の乗り鉄紀行は山口線(益田~津和野~新山口)です。
1973年夏、就職先も決まり、安来の祖父母の家でゴロゴロした夏休みでしたが、山口線沿線をぶらりと歩こうと山陰本線の下り急行列車「さんべ1号」に乗りました。
益田で下車し、七尾城址と雪舟庭園の医光寺、
津和野に移動して、観光スポットを巡り、翌朝は森林太郎(鴎外)の墓のある永明寺で座禅を組んだあと山口へ、
山口では瑠璃光寺の五重塔などを見るという、充実した歴史探訪となりました。
SLが牽引する津和野から山口方面への客車列車は早朝1本のみのため、気動車での移動となりました。
津和野駅から県境を越えて船平山までの上り区間を、エンジン音をBGMに徐々に遠ざかっていく津和野の町は忘れられない光景です。
ハカセの写真館は、山口線の篠目駅での益田行列車です。(1972年8月29日)