🎯(続) 悲願でした

昨今、リレバンに否定的な意見をいう人はさすがに減りました。

とはいえ、「リレバンは儲からない」との声はいまも根強く、

「それは本気度が足りないナンちゃってだから、属人的イベント的で組織的継続的な活動となっていないから、時間軸を持ってとらえていないから」・「リレバンこそが正しい儲け方だ」、

と反駁しても平行線です。

いくら言っても理解されませんね。諦めました。

さて、23日のブログ「悲願でした」、

「営業施策を反映させたより精緻な引当金の計上を実施するため、これまでの財務情報等に加え、お客さまとの関係性(リレーション)、事業への理解度...

で取り上げた北國FHDの引当基準の変更は、組織的継続的リレバンが引当額を軽減することを示唆しています。

リレバンにより与信費用が減ることは自明の理ですが、北國FHDの新しい引当基準の浸透により、それは確固たるものとなるでしょう。

大きな前進です。

さらにいえば、

リレバンこそが強力な信用リスク抑制策であり、

リレバン型の「信用リスク管理」は教科書にあるような過去の倒産確率 (債務者区分ごとの) や回収率を計算して、引き当て額を計測したり、資本を...

地域における最大のリスク要因である廃業に歯止めをかける有効な手段なのです。

7日の日経朝刊、氷見野金融庁長官のインタビュー記事で、ストレステストについての発言があります。 ~今後は貸し倒れが増える恐れがある。...

リレバンを疎かにする地域金融機関は、ますます取り残されていくでしょう。

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