今日の日経新聞・地方版の過半数(含む東京)で掲載されたこの記事、
「地域金融の現場から 縮む地盤と向き合う(上) 企業城下町 再編で奔走
取引先の新事業開拓 支援 」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220531&ng=DGKKZO61263490Q2A530C2L83000
では、佐世保重工業、日本製鉄の協力会社に対する、地方銀行による経営支援の取り組みが描かれています。
地域の中核企業の大手協力会社を支えているのは、通常第一地銀なのですが、地域金融のリーダーとして、また地域金融エコシステムの観点からも、こういう取り組みは重要です。
中核企業の撤退や縮小は、一次下請け会社だけではなく、孫請け企業やそのまた下請けや、従業員の生活をベースにした商いの担い手である小規模事業者などにも影響が出てくるわけで、この層における経営支援の主たる担い手は協同組織金融機関や第二地銀です。
我が町の信金信組も頑張っていると思います。この企画の続編でそういう取り組みが出てくることを楽しみにしています。