🚩成果が出た日豊アライアンス3行のビジネスモデル

昨日のブログの続編です。

~「中小向け専用の地域金融機関として生きていく。それを次期経営計画の柱に置く」と述べた。具体的には来春設立するスタートアップ支援ファンドの...

南日本銀行、豊和銀行に宮崎太陽銀行を加えた九州の第二地銀3行は、金融機能強化法の公的資金で資本を充実し、法の趣旨に則り、忠実に地元事業者の支援に注力しました。

顧客の企業価値向上に努め、それが銀行の収益にも跳ね返ってくるという共通価値の創造、さらには地元企業支援が地元からの増資へ展開、という良い流れができていったと思います。

3行は公的資金を導入した銀行のなかで、模範的な銀行です。

3行が公的資金導入において粛々と進めたビジネスモデルをホームページ等↓で見ると、類似していることに気づきます。

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【南日本銀行】

~ 「WIN-WINネット業務」とは、中小規模事業者のお取引先を対象とし、地域の厳しい経営環境に置かれたお取引 先事業者を支え、新販路の紹介と事業運営方法の提供・アドバイス等のコンサルティング機能を発揮する中で、売上(本業)支援を行うことであり、お取引先と当行の経営の発展に資することを目的とします。  当行が売上支援を組織的、継続的に行うことによって、お取引先と良好かつ強力なリレーション(WIN-WINの関係)が構築され、地域経済の活性化に繋がるものと考えています。

https://nangin.jp/ir/202207_D005.pdf

【宮崎太陽銀行】

~「本業サポートWith」とは、今後売上拡大を目指される商品やサービスなどを事前に登録していただき、当行のネットワークを活用して効率的かつスピーディーな商談の機会を設定・提供するコンサルティングサービスです。本サービスは、ご預金やご融資など本来の銀行業務と同様に重要な業務と位置づけし、“本気”かつ“真剣”に取り組み、お客様の売上増加の実績に応じ、成功報酬として手数料をいただくサービスとなっております。

https://www.taiyobank.co.jp/business/bm/bm/

【豊和銀行】

当行のネットワークを活用し、【売り手】と【買い手】のお客さま同士をおつなぎすることで、お客さまの「課題解決」 をご支援するコンサルティング業務です。2016年11月より取組みを開始しております。全行員が「Vサポート業務」の担当者となり、預金や融資と並ぶ本業として位置付け、積極的に取り組んでおります。

https://www.howabank.co.jp/docs/aboutus/ir/diskuro202203_1.pdf

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3行は2018年に販路開拓支援で業務提携を締結しています。(下記の日経電子版の通り)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30175890X00C18A5LX0000/

日豊本線の沿線にあることから、旅芸人は発表当時、「日豊アライアンス」と言っていましたが、この提携は全国的にあまり知られることはなく、新聞雑誌等の地銀提携の図からは漏れています。

銀行が自らチキンレース(日経新聞)と称する、長崎の統合合併の報道に追いやられた感があるのですが、非常に興味深いニュースが入ってきました。九州...

さて、

日豊3行と同様に公的資金による資本充実を行なった高知銀行が、このたび地域商社の設立を発表しました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC098QE0Z01C22A1000000/

「地域商社」について、ワタシは「その前にやることがあるだろう」と5年ほど前に書いており↓、そのなかで日豊3行の取り組みについても触れています。

金融機関が保有不動産の活用の観点から不動産仲介業務をおこなうことの可否、規制緩和の議論が熱を帯びています。かつて葬祭事業に参入しようと真剣に...

いまもワタシの考え方は基本的に変わっていません。