「この手があったか」
金融機能強化法を入れている高知銀行の第三者割当増資に関する昨夕の日経電子版を見ての第一印象です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1438Y0U3A210C2000000/
すでに第三者割当増資により、金融機能強化の公的資金を返済した、南日本銀行、宮崎太陽銀行とは、引き受け手の構成がかなり違います。
プレスリリースをザックリと見たところ、3行とも引き受け手の構成比は、金融機関が1/3、残り2/3は地元企業等と同じようですが、
南日本、宮崎太陽の場合、9割以上が地元(金融機関も含む)、
一方、高知の方は地元比率は7割以下、地元金融機関がゼロで、県外の第二地銀の比率が32%であるところに特徴があります。
10年間にわたり、3行の公的資金による経営強化計画等の履行状況を見ていたワタシとしては思うところがあります。
南日本銀行と宮崎太陽銀行の増資についてはこちらを↓