その地に行かないと入手できない本を見つけることは、地方出張の楽しみの一つでしたが、
昨日は病気で倒れて以来、10数年ぶりで地元出版物さがしを楽しむ最高のひとときでした。
甲府市の星野書店です。
星野書店の店主、須藤紀子さんは、橋本卓典さんの捨てられる銀行シリーズ4「消えた銀行員」の第1章に登場します。
現地まで連れ行ってくださったのは有野さん。星野書店の資金繰りを全面サポートした有野さんの奮闘ぶりは第1章に描かれています。
足の不自由なワタシにとってバリアフリーのスロープがありがたく、これも信用保証協会の制度保証によるものだとか。嬉しいです。
欲しかったのは武田家に関する地元出版物。須藤さんにそのコーナーへご案内いただき、目的達成。
須藤さん、有野さん、ありがとうございました。
↑須藤さん、林さんと
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コメント
さすがお目が高い。執筆のための書籍調達だけでなく、武田関連の書籍も、私はここで調達しているのです。Amazonでは検索できない、地元書店ならではの強みです。
物価高、資源高が生活を圧迫している中で、書店回帰も起きています。コミックス数百円に数百円の送料を支払うのは愚行です。学生は書店に買いに来る訳です。
物価高、資源高で住宅ローンの固定金利を解約して、変動金利に借り換えしている人が多いという昨今の現状を見ても、古い経済理論は通用しないものだなあと思います。
甲府では大手書店が撤退し、力の強い問屋とは距離を置いている小さな書店が、残存者利益を享受し始めています。それも本屋という本来のフロービジネスではなく、疑似的な会員ストックビジネスの様相を帯びています。ゴルフダイジェストやNHK基礎英語を必ず月1回買う、●●さん、△△さんという感じです。
生態系で気候(経済)変動が起きた時、それまでの理論が通用しなくなり、新たなゲームと新たなルールが始まったりもします。適者生存ですね。