昨今、金融庁などで中小小規模企業の実態調査を行っていますが、その原型ともいえるのが、福岡県中小企業団体中央会が取りまとめた、
「福岡県における金融実態調査報告書」(平成18年2月)
です。
ワタシは、この全国初の取り組みに関与し、調査結果の分析を行いました。
このレポートが出たのは、2006年ですから、リレバン機能強化が金融庁で議論されて3年後の時点です。
金融検査マニュアル(中小企業編)やリレバンが、中小小規模事業者にどのように受け止められていたか、金融機関の姿勢はどうだったのか。このレポートが明らかにしました。
https://www.chuokai-fukuoka.or.jp/info/chosareport/kiyuchosa.pdf
130ページあまりのものですが、冒頭の分析の箇所(15ページ程度)を是非ともお読みください。
14年を経ても、地域金融の現場は進化していないことが分かります。