昨日は東大和から立川を経由して家に戻りましたが、本日は午前に千葉と午後には横浜へと行ってきました。
立川、千葉、横浜と東京周辺の中核都市を二日間で回ったことになります。
私の学生時代には、これらは地方都市の風情だったのですが、首都圏への人口集中が加速するとともに周辺の中核都市も大きくなって行きました。
日本の歴史で、特定の地域にこれだけの人口集中を見たのは、ここ数十年であるという話を聞いたことがありますが、これらの都市のにぎやかさを見るとそれを実感します。
私の学生時代は立川駅の北側に米軍基地が隣接していたこともあり、町の発展が難しく、多摩地区の中心地は八王子でした。
特急あずさは八王子駅には停車していましたが、立川駅は通過でした。
それがいまやその勢力図は完全に逆転しています。
立川は基地返還後の町づくりに際して、大型百貨店に門戸を開き、地元商店街との共栄共存路線を積極的に進めました。
その一方で八王子は地元の老舗商店らが、進出デパートの規模にハードルを設ける姿勢を示したため、デパートは小型店しか作ることができず、買い物客の立川シフトを促したと言われています。
ただ、関係者の方々の話をうかがうと、八王子も巻き返しをはかるべく、様々な視点でアイディアを練っている由。
こういう競争は非常に結構ですね。今後の展開を見守りたいと思います。