朝日を浴びた 「洋々閣」さんの写真です。朝ご飯は期待に違わぬ、すばらしいものでした。
さて、唐津から伊万里を経由して有田に入りました。
ディーゼルカー1両。ローカル線のノンビリした一時間半ほどの旅です。
昨日に続き、 本日も「ねやがわの教授」と一緒です。
「ねやがわの教授」は新婚当時から、お金が少し溜まると、吉祥寺にあった陶磁器のお店 (いまは廃業されたそうですが) に立ち寄っては、少しずつ気に行った品物を買い求めていたとのこと。メインは有田の磁器。
想い出が詰まった有田への初めての訪問ということで教授は興奮気味。
電動機付きの自転車を駅の観光協会で借りて、いくつかの窯元を巡ったあと、いよいよ本日のメインイベントである「しん窯」さん訪問。
「しん窯」さんの作品はすべて手描き。本当に温かみがあります。
専務さんのご案内により、職人さんたちの作業場を見せていただきました。また、裏山にある幅が7メートル以上もある巨大な登り窯の遺跡には、ただビックリ。
「ねやがわの教授」が30数年間にわたって使い続けている、「しん窯」さんの数々の商品の絵柄に関する感想やコメントに、「しん窯」さんの梶原社長はいたく感激され、お二人の素晴らしい出会いとなりました。
「ねやがわの教授」は、「しん窯」さんが、36年前に「青花(セイカ)」ブランドを立ち上げた創成期からのファンだったのです。
梶原社長には、「40周年をひかえ、新たな飛躍を考えるにあたって、示唆に富んだ話を聞くことができました」と大変喜んでいただきました。
僭越ながら仲介の労を取らせてもらった私も、感動をシェアさせていただき、とても嬉しい時間でした。
伝統を守りながらも、革新を忘れないという、不易流行の精神で、日々頑張っておられる梶原社長を、陰ながら応援し続けて行こうと思います。
コメント
洋々閣さん、拝見。
たいそう立派なお屋敷なんですね。
半年前、たまたま見学した飯塚の旧伊藤伝右衛門邸を思い出しましたよ。
庭園も建物も似た雰囲気でしたので。
飯塚では、嘉穂劇場をチラ見して、千鳥屋本店で味見なんかも。
おとなり田川の石炭・歴史博物館は意外といいです。安くて、ためになる、かな。
石炭なんて地味な産業の博物館ですが、飽きさせませんでした(私なんかには)。
(以上、野外活動の空きの1日の、ささやかな出会い、でした…ン?)
ARCadiaさん
飯塚、田川とは、かなり渋いところに行っていますね。
私めは、これらの町は駅の周りしか知りませんよ。
アッシも筑豊を巡ったのは何十年ぶりでしたが、あのボタ山が緑の山になってるし、街はキレイで落ち着いちゃってるし(つまり活気がない?)で様変わりでした。