甲府まで日帰りしてきました。
東京から笹子峠の手前までは、どんよりと
曇っていましたが、特急スーパーあずさで、笹子トンネルをくぐり、甲府盆地に入ったととたんに青空
が見えました。
笹子トンネルといえば、昨日、中央高速道路で天井が崩落して、多くの尊い命が失われたところです。 突然の予期せぬ出来事に、ただ驚くばかり。 心よりご冥福を祈らずにいられません。
本日、甲府でお目にかかった方々によれば、中央高速道路の笹子トンネルが通行止めとなるために人の移動、モノの流れで大きな影響が出ることが予想されるとのこと。
笹子峠を通る一般道路はあるものの大型車の通行には支障があるようで、メインラインは甲府より一般道で御坂峠を越えて、河口湖に出て、そこから中央高速道路に乗るルートとなります。 迂回路のうえ、かなりの混雑を覚悟せざるを得ません。
これから年末をひかえ、山梨県や長野県の中部・南部の経済活動に悪影響を及ぼすことになりかねないのです。
高速道路にしても新幹線にしても、それによって我々はかつて考えてもみないような利便性を得ています。日本人の几帳面さや緻密さが、この高速網を最大限に活用した「人・モノの流れ」を作り出したのです。
このような辛い事故は絶対にあってはならないことですが、利便性の”ありがた味”を改めて強く認識させられました。