砂漠でポン

羽田発の最終便で鹿児島に入ってきました。

札幌便からの乗り継ぎのお客さんの荷物の積み替えでミスがあったらしく、45分遅れとなりました。 先月に続いて、またも鹿児島便でイレギュラーが発生しました。イヤハヤ。。。

さて、

羽田空港の第2ターミナルの通路に「愛媛のポンジュース」の広告があります。このコーナー、1年前は「今治タオル」の広告でしたので、愛媛県関連の商品専門なのでしょうね。

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「ポンジュース」は愛媛県の農協系のブランドですが、その歴史は非常に長く、調べてみますと50年を超えるようです。

ここからは私の記憶の彼方にある話です。 30年以上も前のことですから、とんでもない勘違いをしているかもしれませんが、間違いを覚悟の上で書き出してみることにしましょう。

「ポンジュース」の話でもっともインパクトがあったのは、昭和50年代に「アラブ」で有名になったことです。

昭和55年にロンドンから中東出張した際に、そのことを痛感しました。

当時、中東各国では「アラブ・ボイコット」リストというものが、強く打ちだされており、親イスラエルとみなされる企業の商品は完全シャットアウト。

ユダヤ系の米国企業の商品を見つけることはできませんでした。

コーラは”P社”の商品は売っているものの”C社”のものはなく、オートマティックの自動車もM社のものはたくさん走っていても、T社の車は見つかりませんでした。といいますのはT社のオートマティック装置の部品メーカーに親イスラエル米系企業の資本が入っているためだと言われていました。

米国系の飲料に制限が課せられたことの反動か、「えひめのポンジュース」が人気を集めていました。

摂氏50度を超える灼熱の地で、ポンジュースを飲んだことが記憶に残っており、いまでもポンジュースを飲むと、アラブの砂漠を条件反射的に思い出すのです。

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コメント

  1. 克己 より:

    奇遇です、私も羽田におりました!

    17時発の便が機材繰りで1時間半遅れて離陸、条件付きでしたが1時間半のフライトで新千歳空港に着陸したのは良かったのですが、そこから実に珍しい体験をしました。

    滑走路から移動中に車輪が雪にはまって自力走行不能になり、牽引車に助けられてボーディングブリッジに到着するまでの所要時間が1時間半、ようやく乗り込んだ快速エアポートがダイヤの乱れの影響でスタートが遅れ、Gホテルにチェックインするまでの所要時間が1時間半、結局、1時間半×4で

  2. 克己 より:

    知りきれとんぼのコメントの続きです。(^^;

    1時間半×4で、羽田空港搭乗口からホテルまで6時間の長旅でしたが、搭乗前に仕入れたポンジュースは美味しかったです!

    イレギュラーなフライトにポンジュース、なんという偶然でしょ(^_^;)))

  3. 芸のない旅芸人 より:

    克己さま

    いやあ、ビックリです。

    ご縁を感じます。

    実は札幌便の条件付きフライトのアナウンスは空港の待合室で聞いておりました。ああ、札幌は雪なのか、と思った次第です。

    ポンジュースでビタミンを補給して、タイトなスケジュールを乗り切っておられるのですね。御自愛ください。

  4. 克己 より:

    さらにオマケがありました(>_<) 夕方のANA便が吹雪で早々に欠航が決まり、今日はJRで帰る羽目になりました(-_-;) 一昨日の出張スタート時もANA便が二時間遅れで、散々な三日間になりました(T_T)

    帰宅は何時になることやら(-_-)/~~~

  5. 芸のない旅芸人 より:

    克己さま

    とんだ災難でしたね。

    JRで無事に着かれましたか?

    こちらも、とても鹿児島県とは思えない寒さです。といっても摂氏3度でしたが(もちろんプラスです)。すみません。

    ことさら厄年を言うつもりはございませんが、ご自愛のほどを。