一人芝居

愕然、、、

商工中金の株主招集通知のゲラをチェックしていたところ、取締役候補者、監査役候補者の中で最年長であることに気づきました。

そういえば、金融庁の検討会議や有識者会議のときに、机上の書類から顔を上げて、周りを見渡すと、先輩は一人か二人。

自分ではいつまでも若いつもりでいるのですが、昭和26年生まれというのはもはや レトロジジイ です。

5年前に長期入院していた時、見舞いに来た、地方在住の同い年のイトコが、

「そのような身体でまだ働く気なのか。無理するな。」

と呆れ顔で言ったを思い出します。

「自分はあと1年でリタイアするのだ」と嬉しそうに孫の写真を見せていた彼も、何の因果かトップに押し上げられ頑張っているようですが。

ワタシは西城秀樹さんと同じように現役復帰への執念があったからこそ、半身不随ながらも、何とかここまで戻ってこれたものと思います。

ただ、(晩節というほどのものは全くないのですが)、引き際を絶対に間違えないようにしたいと、心しています。

そういえば、

かつて取締役相談役という役職の方が、某地方銀行におられました。

相談役というのは取締役が相談する相手なのですが、「自分に相談してどうするのだ、一人芝居じゃあるまいし」と笑ってしまいました。

来月、取締役から退任されるようですが、某地域銀行にもそういう役職の方がおられます。

また先日、人事異動の新聞記事を見ていたら、某金融機関において新たにそれらしい役職の方が誕生するようで驚きました。

おい、おい。

ワタシには「老醜 晒しています」としか読めません。

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