本日のブログメッセージの追伸

9月3日に放映されたNHKテレビの山本さん (広島市信用組合 理事長) の番組の反響は、予想通り、非常に大きかったようです。

巷間伝わるところですと、放映後、同信用組合には数千件のメッセージが寄せられたそうで、山本さんの経営に共感を持った人たちが多かったものと考えられます。

前にも書きましたが、広島市信用組合の業務運営は、地元顧客との「預金と融資」だけの非常にシンプルなものであり、コンサルティングとか、保険や投資信託の取り扱いも行なっていません。

それでいながら、他の金融機関が収益悪化で頭を抱える中、15期連続の増収。

その差は経営の“本気度”に他ならないと断言します。

失礼ながら、「苦しい」とおっしゃる地域金融機関の経営陣の多くは、現場に対し過大なノルマを課し、尻を叩くだけ。こんなのは経営ではありません。

地域お客さまや地域金融機関の従業員が、地域金融機関のお粗末経営陣にノーが言える仕組みを作り上げることは不可欠です。

株主以外のステークホルダーの存在感が高まるような、コーポレートガバナンスコードの見直しが必要ですね。

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