平成の最後の年末を迎え、30年間における邦銀の合併提携についてのレビューを試みようかと考えていた矢先、全国銀行協会のホームページにそのものズバリの図が見つかりました。
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-h/7454/
改めて1990年代からのバブル崩壊にともなう在関西の地域銀行の再編の凄まじさを実感しました。
30年の時間の経過とともに、リスク管理手法が高度化し、コンプライアンス、ガバナンスなどの体制整備が進みましたが、まだまだ「形式主義」の地域金融機関が多いことは否めません。
とくに高度化するリスク管理については、担当者任せで、数字の本質を理解できない経営陣が少なくないという印象があります。
経営環境が厳しくなる中、真の意味で経営の質を高めねば命取りになります。
さて、
冒頭の金融機関の合併提携の話ですが、2019年には合併/経営統合の“解消”事例が出てくるのではないか、と思っています。
メディアも結婚報道 (合併のスクープ) ではなく、離婚ネタ (合併統合の解消案件) を血眼になって追いかけるという展開になるのではないかと予想しています。
その理由はというと、、、、、
12月6日のブログ「合併について、整理しました」をご覧ください。