昨日の十八銀行の最後の株主総会に出席した方たちから、議事の内容を聞きました。
ツッコミどころ満載ですが、もはや書くつもりはありません。
ここに至るまでワタシは意見を出し続けました。
経営陣にせよ、株主にせよ、地域の方々にせよ、金融リテラシーが異なる方々に対し、これ以上「何を言っても無駄」。
そういう境地です。
ただ、最後っ屁の思いを発すれば、ワタシの認定では本件は間違いなく「経営逃亡」です。経営統合ではありません。
現在、他地域でも「経営逃亡」の合併案件が進行していることに、言いようのない気分の悪さを感じています。
地域金融機関の経営の質の問題はなんとかしなければなりません。
コメント
「何を言ってもムダ」
これに尽きると思います。
私は地域の信用金庫に勤めておりますが、先般、退職願を出したばかりです。なぜ辞めるのか。
理由は、顧客不在の理念なき合併への疑問と業績評価・収益至上主義による行き過ぎたプロダクトアウト営業への嫌気です。
退職にあたり上記二点を中心に説明しましたが、理解されません笑。もったいないよって。意味がわからない。
なぜ、あなた方は信用金庫に入ったのか。何がしたいのか。経営陣の無策に、何も思わないのか。
経営陣はおろか、その次を担う支店長でさえこの思考停止ぶり。
「何を言ってもムダ」
私は、もう何も言わずに去ります。
いつも拝見しています。
国内の金融機関のマネジメント層の方を中心にお仕事をさせて頂いておりますが、地域の金融機関ほど、企業の目的=ミッションへの意識が低く、問題を定義しないまま短期的な答えを求めすぎているように思えてなりません。(業績が芳しくなく、お忙しいことは理解しておりますが)
マネジメント層がこのような状況では、現場のモチベーションが上がらないことは、容易に想像できます。
さらには、多くのお客様が自社内(自行内/自金庫内)の人件費については、意識していないというコメントも多くあり、別の記事にありました通り、ヒューマンアセットの重要性を痛感しております。
日本の将来のためにもこのような状況を変えていきたいと感じております。
(今後もたまに投稿させて頂きます)
「統合して得た余力を成長分野にのみ投下したい」という趣旨の発言だった、と耳にしました。
あれれ?「統合するからこそ、無益な戦争が終わり、本来は割に合わないけど、地域には不可欠な分野への支援ができる」という話じゃなかったでしたっけ???
株主総会ですから、さすがに虚偽の説明はできませんので、本心を正直にご説明されたのでしょう。株主総会がそれを認めたのだから、構わないのですね。金融庁も欺されたわけです。
長崎で勢力を伸ばしている肥後銀行とかが割に合わないけど地域に必要なことをやってくれるのでしょうか。
『リレバンやりたい人』さんへ。
『(辞めるには)もったいない』と言われたのですね。
彼らにとっての『勿体』には、本来の重々しさとか威厳と言う意味は無いのでしょう。そこに我々と共通の言語はありません。勿体無いのはどちらなのか明らかな気がします。
貴方が心血を注いだ事柄は、次のステージでも必ず活かして下さいませ。
私は、金融マンであることに、誇りを持っています。金融マンの尊厳を取り戻したいと考えています。
八代様の倫理という言葉に共感いたします。
私たちは、バブルの崩壊やリーマンショックから、何を学んだのでしょうか?私は、倫理無き金融の危うさを学びました。そして床の間にいることではなく、どぶ板を走り回ることにこそ、誇りを感じるのです。
志ある若者が集まる金融業界を皆さんと共に目指したいと思います。
しがない(志のある)サラリーマンさん、
どしどしコメントをお送りください。
大歓迎です。