今週の月曜日から始まった NHK朝の連ドラ「スカーレット」の舞台は滋賀県の信楽 (しがらき) です。
信楽といえば、たぬきの焼き物が愛くるしい?、信楽焼。
鎌倉時代以前からある古い窯で、瀬戸、常滑、越前、丹波、備前とともに日本古六窯に列しています。
知る人ぞ知るですが、聖武天皇の天平年間、平城京から信楽へわずかの期間ですが、遷都が図られたことがあります。
紫香楽宮 (しがらきのみや) です。
信楽にはJR草津線の貴生川 (きぶかわ) 駅から第三セクター 信楽高原鐡道が走っていますが、14.7キロの短い区間に紫香楽宮跡駅や、勅旨駅といった都に由来するような名称の駅があります。
ワタシは国鉄信楽線時代に一度だけ乗車したことがあるのですが、信楽駅で下車して街に足を踏み入れた際に、たぬきの置物の出迎えを受けたような記憶があるような、ないような。40数年前のことですので???
連ドラ初回が放映されるや否や、ハカセから国鉄時代の信楽線の写真 (冒頭の2枚です) が送られてきました。
信楽駅_1978年11月3日、
貴生川~雲井_1973年2月18日、
です。
SL はシゴハチ (C58) 。
通常、信楽線のような短距離の支線は、小型タンクロコ (C11、C12 など) が定番なのですが、中型機シゴハチとは驚きました。
重い荷物を運んでいたのでしょう。