呆れた合併

「合併してかなり時間が経つのに、人事部も審査部も2つあるんですよ」

昭和の都銀の合併の話ではありません。

令和のいま、某地域の合併信用金庫X のことです。

この信用金庫、合併しても営業店での人事交流もほとんどなく、店舗の統廃合も進んでいません。

そして、今や僚店となった同一地域にある店舗の顧客を奪取するような行為までもが行われているとのこと。

顧客の方からは困惑の声が聞こえてきました。迷惑な話です。

この信用金庫、合併以前から大義がまったく見えず、合併することだけが目的との違和感を持っていたのですが、その通りの展開です。

経営者に問いたい。

「顧客本位ってなんですか」

「経営理念とやっていることが違っている理由を説明してください」

「規模を追求して、何がしたいのですか」

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