日曜日は乗り鉄紀行です。
20年ほど前、数ヶ月にわたり、岐阜市内の某銀行のオフィースで盟友のXさんとともに仕事をしていました。
夏の暑い時期でしたが、JR岐阜駅から名鉄新岐阜駅前、徹明町の交差点、忠節橋などで、“名鉄岐阜市内線”の路面電車が通り過ぎるのを眺めていました。
徹明町駅からは刃物でよく知られる 関市までの“名鉄美濃町線”も健在で、関の街を散策するために乗車したことを思い出します。
市内線からも美濃町線からも稲葉山城の姿をとらえることができます。
復興天守はいただけませんが、要害 稲葉山は斎藤道三、織田信長のロマンをかき立ててくれます。
大河ドラマ「麒麟がくる」でもたびたび登場しますね。
今後、「麒麟がくる」でも出てくるかもしれませんが、織田信長が手こずった稲葉山城を斎藤家の家臣 竹中半兵衛が小勢を持っていとも容易く乗っ取り、半年ほど管理した後、逃亡した主君龍興 (道三の孫) にケレン味なく返してやる物語は痛快です。
竹中半兵衛の故郷の話は、2018年11月25日のブログ「半兵衛の里」でちょっと触れました。
最後にハカセの写真館です。
稲葉山城と路面電車のコラボ。
2005年に岐阜の路面電車は全面的に廃止になり、今は見ることはできません。
高校時代の友人ハカセは小学校時代、岐阜在住だったせいか、思い入れのあるショットです。