リハビリ・トレーニングしながら考えた

日経新聞に掲載されるFinancial Timesの翻訳記事、とくにグローバル・ビジネス・コメンテーターであるラナ フォルーハーさんの論考は毎週楽しみにしています。

本日は「ウイルスが招く信用収縮」、

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200318&ng=DGKKZO56878820X10C20A3TCR000

非常にわかりやすく読みました。

「量的緩和はこのウイルス感染に対するワクチンではない」とのクレディ・スイス幹部の言を引き、FRBが金融緩和をしても失われた民間需要の代わりにはならず、必要とされているのはむしろ戦時中の“財政刺激策”に似た政策との意見には、同じ考えを持つ人間として、思わず膝を叩きました。

フォルーハーさんは財政刺激策として、「大規模な公的医療支出プログラム」をあげていますが、ワタシが思うに「免疫力向上のための公的健康増進支出プログラム」も一つのアイデアかと。

私事ですが、この7年、リハビリプラグラムの一環で筋力トレーニングを行なっていますが、これがカラダの免疫力を上げているように感じます (あくまでもワタシの主観です) 。

体温、基礎代謝量も上がり、風邪を引かなくなりました。この免疫効果が果たして新型コロナウイルスに通用するかはわかりませんが、素人考えながら、ひょっとすればと思っています。

プライベートでそれなりの費用はかかるのですが、予防/健康維持のためには代えられません。

予防/健康維持のプログラムが功を奏し、将来的に医療費が減少すれば結構な話ではないですか。

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コメント

  1. 橋本卓典 より:

    現実は厳しいです。目先は、緊急事態に対応しなければなりません。が、敢えて先々を申し上げると「日本は安心安全だけでなく、清潔国」というブランド戦略を打ち出していく絶好の好機だと考えています。災い転じてプラス志向を持つべきです。

    手洗いの習慣化、これまでもやっていますが掃除の徹底、入出時のアルコール除菌の習慣化、無用な報告会議の廃止(生産性向上、効果絶大)、テレワーク発展形態で最寄り駅前の銀行店舗をシェアワークスペースで利活用(子育て世代の応援、業務軽減、通勤時間の削減)、トレーサビリティの徹底・・・

    災いは必ず転じなくてはなりません。そうすれば観光サービス業、飲食業だって、より強靱に復活できるはずです。感染症、食中毒も減りますし。

    そして多胡さんのおっしゃる免疫強化です。運動に食生活の改善、これはウイルス対策だけでなく、健康寿命の増進にもつながります。

    願わくば、こうした運動の核に地域金融機関の有志が立ち上がってくれることです。危機において寄り添うことは基本のキです。単なる金貸しではない、地域金融バンカーは、高齢化の健康寿命、観光業の復活など複合的な問題をも解決に導く、想像力と創造力が問われています。