札沼線ラストラン

いまテレビのニュース番組で見たのですが、北海道の札沼線、北海道医療大学〜新十津川、47・6キロの運行が本日17日をもって終了となりました。

24日の最終運行だったのが、全国を対象とする緊急事態宣言により、1週間前倒しとなったとのこと。

札沼線の終着駅である新十津川については昨年5月にブログで取り上げています。

ハカセから届いた「山と鉄道」の写真。第6回は、ピンネシリ山と札沼線、新十津川付近からのショットです。ピンネシリというのはアイヌ語で「男の山」...

ありし日の新十津川駅の写真、ARCさんからです。

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コメント

  1. ARC より:

    早めに閉めちゃったんですか、知らなかった。

    昔、ワタシが行った時はさすがに新十津川から先はありませんでした。
    札沼線を乗り通すのは結構タイヘンで、予定組みには苦心した覚えがあります。
    新十津川に着いたところで、引き返すのでは時間ロスが大なので、函館本線滝川駅まで歩きました。

  2. 北門信金企業支援室長 伊藤貢作 より:

    はい。近くなんです。昔は新十津川発の札沼線があり、滝川駅からは『新十津川駅行き』の国鉄バスなるものが出てました。

    線路的には繋がってませんでしたが、そんなこんなもあって、滝川駅には機関区も保線区もあり、職員向けの床屋、風呂屋、購買なんかもありました。

    きっと新十津川駅勤務の人も沢山利用していたのだと思います。僕の友達のお父さんが国鉄で働いてまして、たまに購買やお風呂に連れていってもらいました。

    夏休みのある日に、友達の家で遊んでいると、『良いところ連れていってやる』と言われて、新十津川駅に車で連れていかれて

    『2人を宜しく!』と運転室に入れてもらい札幌までの往復、運転台のもう1つの椅子に子供2人座らせてもらい往復したことがあります。

    現代にそんなことしたら大事件です。コンプライアンス違反です。

    でも今考えると、当時のダイヤ編成や機関区や保線区にある床屋、お風呂、購買など、経済的には合理性を欠いていましたが

    その分、寛容性にとんだ、のんびりした時代でもありました。

    コロナウィルスの影響もあり、急遽のラストランになりましたが、我々はこの自粛生活を通じて、突き詰めてきた合理性を振り返る必要があるのかもしれません。

    札沼線はなくなりますが、コロナを我々が克服した後の世界は、多少不合理でも、失敗やムダ、義侠心など、それが悪意に満ちたものでなければ、寛容に受け入れる気持ちに満ちたものになってほしいです。

  3. 多胡秀人 より:

    貢作さん、

    地元ならではのブッとび情報、ありがとうございます。
    札沼線の北部の路線を滝川で面倒を見ていたというのは、面白い発見でした。
    コロナを克服した後の「新しい価値観」、ワタシも期待しています。

  4. ARC より:

    そうですね、30分くらいの歩きでした。
    当時は地図アプリなどなく、薄手の旅行ガイドが頼りでしたが、
    「橋を渡れば滝川」と思いながら歩いていたら案外早く着きました。

    寛容性にとんだ、、、実に、同感です。
    「突き詰めてきた合理性」の過程を見てきた我々だからこそ言えるのかもしれませんね。