日曜日、乗り鉄紀行です。
1967年のNHK朝ドラ「旅路」は鉄道員家族のものがたりで、高校生のワタシも夏休み、冬休みにはかかさず見ていました。舞台となる函館本線の“塩谷駅”は頭にインプットされました。
同じ年、鶴岡雅義と東京ロマンチカの「小樽のひとよ」がヒットしましたが、その歌詞の2番には“塩谷の浜”が出てきます。
塩谷という場所が気になり、いつか行ってみたいと思うようになりました。
1970年夏、初めて北海道をハカセとともに訪れたとき、当時、大型SL、C62が牽引する急行ニセコの撮影スポットとして塩谷を選んだのは自然の流れでした。
塩谷付近は急勾配の区間ではないので、C62の本領発揮とはいきませんでしたが、塩谷での撮影は感慨深いものになりました。
それから45年を経て、気の置けない友人たちとニッカ余市工場(前年のNHK朝ドラ「まっさん」の余韻か多くの観光客で賑わっていました)や、余市近郊のワイナリーレストランを探訪した際に、塩谷の海岸をバスで走り、懐かしさが蘇りました。楽しい旅の段取りをしてくださったYさんに感謝します。
最後にハカセの写真館より。
塩谷を疾走するC62牽引の急行ニセコです。