昨日、某地域銀行の幹部の方と踏み込んだ会話をしました。
この銀行、数年前は「スルガ銀行もどき」だったのですが(失礼)、様変わりというのが印象です。地域のお客さまがそれを一番感じているものと思います。
トップが変わったことが大きいと考えます。
6月15日のブログで、「地域金融機関の問題は【経営トップと経営陣次第】で、そこにメスを入れれば十分解決の余地があると思っています。」と書いたのですが、この銀行のケースもこれにハマるように感じます。
改めて金融庁が3月末に公表した「地域金融機関の経営とガバナンスの向上に資する主要論点(コア・イシュー)~「形式」から「実質」への変革~(案)」を読み返しています。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200331/20200331.html
公表直後にコロナ禍に見舞われたため、金融庁幹部による地域銀行トップとの「探究型対話」は本格化するに至っていませんが、今後の金融行政はここが重要なポイントとなることは間違いありません。
コメント
変わり始めたトップ、何人かいますねー。何故なのか、気になります。レイジーではなくて、どうして良いか分からなかったり、勇気の問題ではないかとも思います。まあ、勇気を出して最初に始めたところに官庁も、メディアも、連携する事業者も、人財も寄ってくるので、ファーストペンギンは強いのですが。成功は成功を呼ぶので、必要なのは成功ではなく勇気なのですね。