昨今、地域金融機関は、お客様の課題解決、コンサルティングの強化を標榜するのですが、第一次産業や第三次産業と比べると製造業相手だとハードルが高いようです。
山形県のように、大学や県の関係機関などと金融機関との高度な連携や人材交流によって、金融人たちの製造業分野での課題解決能力が飛躍的に向上している事例はあるものの、ほとんどの場合、文系の巣窟である金融業界人にとって製造業の事業実態に踏み込み、事業面での相談相手となることは不可能に近いものです。
でも、できることはあるのでは。
ワタシの理系の友人たちに話を聞くと、
技術屋さんたちには、
「ひょっとしたら、自分たちの技術が、様々な情報ネットワークを持つ金融業界人に相談したら、新たな商品化につながるのでは?」
との期待感があるようです。
買いかぶり過ぎかもしれませんが、このことに金融機関の人間は気づいていません。
金融機関の皆さん、まずは肩肘張らず、雑談から始めてみませんか。
今日は、とりとめもない話ですが。
今日から三日連続で株主総会です。