冬の朝の厚岸

竹内心作さんが司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」を読み返しているとのコメントを入れてくれました。

7月12日のブログ「ガリバー地銀、最大の弱点」に対してです。

昨日のZoomでの意見交換会。 地域金融機関の実態を熟知し、行政の専門家会議の委員を務め、中小小規模事業者の支援を日々行なっている有...

竹内さんに触発され、昨日は「菜の花の沖・第4巻」をパラパラとめくっていました。

高田屋嘉兵衛がいよいよ択捉へと踏み出す、まさに読者が高揚してくる4巻です。

嘉兵衛は箱館から襟裳岬を回って、当時の東蝦夷の和人の出先(和人と蝦夷人との交易拠点)である厚岸(アッケシ)に入港します。

厚岸は、釧路から根室への根室本線の最大の集落ですが、現在の人口は1万人そこそこの町です。

SL全盛期には通ったことがあるものの、釧路からの一番列車で下車して町歩きしたのは平成になってからです。

臨済宗の国泰寺にお参りし、厚岸駅の駅弁「かきめし」 で腹ごしらえをしたことを思い出します。

そのときの駅弁の包み紙が残っていました。平成3年12月6日のことです。

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コメント

  1. ARC より:

    厚岸から糸魚川に向かってじきに現れる厚岸湖の眺めはマイ車窓の五指に入ります。
    道東を旅するときは寄り道してまで通いました。(尤も、道東へ行くには大抵通るけど)
    季節によらずよい眺めです。
    厚岸で下車したこともありますが牡蠣にはありつけませんでした。

    厚岸産という牡蠣は、スーパーやら飲み屋やら、数回食しましたが、普通に牡蠣でした。
    ホンモノだったのだろうか。(本物の安物だったのかも)

  2. 竹内心作 より:

    旅芸人さんの足元にも及びませんが、仕事柄 地方を回ることが多いので(来月は海坂藩に行きます)、その地域の特色や県民性などにとても関心があります。
    旅芸人さんの「その地域を知るための秘訣」のような物があるのであれば、ご教示いただけませんでしょうか。(ブログでも、メールでこっそりでも(笑))

    ちなみに祖父江さんの「県民性」は、早速購入しました!

  3. ARC より:

    地方出張の達人、でブログ内を検索すると、らしきものが出てきます。
    竹内さまのご用に適うかは心許ないですが。

  4. 竹内心作 より:

    ARCさん、ありがとうございます!
    達人の著書、読んでみたかったですねー。まさに地域を知るためのノウハウが散りばめられていますので、ブログで勉強させていただきます。
    出張の度にいろいろな路線に乗っておりまして、私も乗り鉄デビューしそうです。