新型コロナウイルスの流行が始まって1年を経て、地域金融機関の多くは尻に火がつき、金融機関同士の提携やSBIなどの他業態との機能連携の動きが加速しています。
とくにこの数ヶ月、「バスに乗り遅れるな」状況になっています。
ところがこの動きには大きな地域差があるように感じます。
西高東低です。(もちろん例外はありますが)
西国でムーブメントが起こり、白河関以北では動きが見えないというところは幕末を彷彿させるものがあります。
幕末のケースでは海外からの情報が西国から入ってきて変革を促すという地政的な理由が大きかったと思うのですが、今やこういう情報ギャップはなく、情報に対する「感受性の差」か、それを受けての「行動力の差」なのかな、と思うところです。
この感受性と行動力の差はどこにあるのか?
県民性の本を改めて読み直しています。