🚩小規模事業者に寄り添う

ゼロゼロ融資で保証残高が急増した信用保証協会ですが、この業界にいま求められるのは本業面での保証先である小規模事業者のサポートです。

全国50余りの信用保証協会のうち、本業面での支援まで本格的に行なっているのは少数なのですが、その中の一つ石川県信用保証協会の取り組みが4月15日のNHK金沢のニュース「リスクをとった信用保証協会一歩先の支援へ」として放映されました。

https://www.nhk.or.jp/kanazawa/selection/index.html

廃業せざるを得ないとの思いだった繊維関係の小規模事業者の女性社長が、信用保証協会の女子職員による熱心な伴走支援で元気を取り戻す姿に、心を打たれた視聴者は多いのではないでしょうか。

信用保証協会による保証先の経営改善などの本業支援業務は、平成30年の制度改定で導入されたのですが、石川県のような取り組みがコロナ禍で全国的な展開になりそうです。

日本においては、ゼロゼロ融資の主たる借り手である小規模事業者であっても複数金融機関取引が多く、当該事業者の事業実態の全容をつかめるのは信用保証協会です。

全国の信用保証協会が覚醒することが、小規模事業の廃業の危機に歯止めをかける第一歩となることは間違いありません。

1月26日夕刻の北陸朝日放送のローカルニュースで、石川県信用保証協会の取り組みが紹介されましたが、その画像が同社のホームページにアップされ...

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