本日の日経東北版、「秋田県信組、地銀撤退跡に店舗新築 『本気度示す』」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC02AA60S1A201C2000000/
秋田県信用組合の北林理事長のインタビュー記事です。
撤退した地銀は北都銀行(本店:秋田市)。
秋田県信用組合とは、新人職員を含む全役職員向けに何度かリレバンの話をさせてもらうなど、深い接点がありました。
地銀が再編でドラスティックな効率化を進めていくなかで、協同組織金融機関らしさを貫き、地域密着型金融を粛々と取り組んでいるとの印象があります。
本記事にも以下のような発言があります。
~「地銀の店舗統廃合で、金融サービスの空白地帯ができている。銀行は株主還元のために生産性や効率性を追求しなくてはいけない。一方、共同組織の金融機関は相互扶助の理念をもっており、意地でもそこにこだわらなくてはいけない。本来は双方が切磋琢磨することで地域は良くなる」
それにしても、
金融機能強化法のもとで、リレバンを真摯に進めていた北都銀行(フィデアグループ)が30店舗を廃し、いまや47店舗とは、、、
労働集約型のリレバンを展開する上で過度な効率化(店舗削減)は業務に支障が出るのですが、ビジネスモデルの大転換があったのでしょうか。