およそ20年ほど前、親しくしていた方が移住されたので、何度か江差(北海道)を訪れました。
お目当ての一つは開陽丸。
戊辰戦争のさなかに暴風雨のため江差沖で沈没、1990年に復元されており、海底から集めた遺物が提示されています。
開陽丸は1866年にオランダで建造され、大西洋、太平洋を150日かけて日本に到着するや、戊辰戦争に投入され、鳥羽伏見の戦い直後に徳川慶喜や松平容保がこの開陽丸で大坂から江戸に帰還しました。
そして、榎本武揚や土方歳三の箱館戦争の物語でも、必ず登場するのが開陽丸。歴史好きの方、必見です。
ハカセの写真館には、廃線となった江差線のディーゼルカーと復元開陽丸のコラボがあります。
★予告
明日の乗り鉄紀行は、江差線です。