20日の日経九州版〜十八親和銀行、長崎市に協働拠点「ユニコーン育成狙う」、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC180A30Y2A110C2000000/
22日の日経静岡版〜島田掛川信金、JR掛川駅前の複合施設着工、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC212I90R20C22A1000000/
浜松いわたの“FUSE”もそうですが、いずれもこの数年に合併した地域金融機関の取り組みです。
そういえば、同時期に静岡県ではもう一つ、信用金庫の合併がありましたが、、、
それから、この数年、他にも県内地銀の合併もいくつかありましたが、、、
これらの合併による地元還元の実態はどうなのでしょうか???
ところで、
地域金融機関の合併についていえば、2018年4月11日の「地域金融の課題と競争のあり方」
https://www.fsa.go.jp/singi/kinyuchukai/kyousou/20180411/01.pdf
に記載されている下記の文言を思い出しました。
地銀合併特例法の前段となったこのペーパー、発表時には遺憾ながら、生き残り地銀の日本地図ばかりが話題になりましたが、ワタシがあくまでもこだわったのはこの箇所です。
~事後的にも、金融庁は、「金利等の融資条件」や「金融サービスの質」の不当な悪化が生じていないかを、統合した金融機関の検査・監督や、債務者向けの相談窓口等を通じて把握し、問題があれば是正を行うことが求められる。また、金融機関がコミットした経営統合の目的に関しても、定量的・定性的な指標等を活用して、その進捗・達成状況についてモニタリングを行い、 地域に統合の果実が還元されることを確保していくことが必要である。(20ページ)
現在進行中の合併特例法による地銀再編においては、当事者間で統合果実の還元についてどのような検討がなされているのでしょうか。