50年ほど前に小田原北条氏の支城を何度かに分けて訪ね歩いたことがあります。
近場の玉縄城(鎌倉市大船)を皮切りに、韮山城(蛭ヶ小島のついででした)、川越城、八王子城、岩槻城と巡って行きましたが、もっとも戦国の城らしかったのは鉢形城でした。
東武東上線で池袋から終点の寄居まで乗車し(当時は直通運転していました)、10分ほど歩き荒川ごしに城郭が見えてきたときは、小走りになっていました。
鉢形城は小田原4代目当主である北条氏政の弟で、上野・越後方面を担当する北条氏邦の居城でした。
映画「のぼうの城」で有名になった忍城は石田三成の水攻めにも負けなかったのですが、氏邦率いる鉢形城も小田原城が開城、降伏となるまで持ちこたえました。
改めて鉢形城について調べてみると、城址は整備され、歴史館が併設されているのには驚きました。
https://www.town.yorii.saitama.jp/site/rekishikan/kouenannai.html
さて、
寄居駅は東武東上線のほかJR八高線、秩父鉄道が乗り入れています。
ワタシが初めて八高線に乗車したときには、まだSL貨物列車が走っていました。
八高線のSLさよなら運転の話は2年前に旅芸人ブログで書きましたが、
そのときの記念乗車券の写真をアップします。