週刊東洋経済の最新号「瀬戸際の銀行」における4人の頭取インタビューについては昨日の旅芸人ブログでも書いたのですが、
島根銀行の鈴木頭取インタビューパートのスピンオフともいえる「編集部から」(編集後記)には、まさに我が意を得たりです。
該当箇所を引用します。
~鈴木良夫頭取は「行員が現場に赴いていなかった」と、原因を振り返りました。19年にはSBIHDが救済の出資をしますが、注目はその翌年、北門信用金庫(北海道滝川市)の伊藤貢作・企業支援室長を外部アドバイザーとして招聘したのです。銀行員が「格下」と見下しがちな信用金庫の人間に教えを請うたのですから、相当な覚悟。20年度、コア業務純益は5年ぶりの黒字化を果たしました。現場に赴き、ニーズをくみ取り、支援する。地味ですが、地域金融機関の原点を感じました。
鈴木頭取の取り組みには、SBI/新生銀行/地域銀行の「地方創生のトライアングル戦略」を成功に導く“ヒント“~顧客ドリブン~があります。