金融仲介のプログレスレポートには、融資ディスカッションペーパーの内容を踏まえた、金融検査マニュアル廃止後の引当方法と引当開示に関する項目があります。(24~28ページ)
https://www.fsa.go.jp/news/r3/ginkou/20220630-4/01.pdf
一部の金融機関では、経営陣が認識している信用リスクをより的確に引当に反映するための方法を導入した事例があり、その共通点の一つとして、
「認識した信用リスクを適時に引当に反映することが、健全な経営や追加ロスの発生を恐れず積極的な事業者支援を可能にするとの認識が背景にある」(24ページ、太字は旅芸人)
と書かれています。
これこそがポストコロナに向けて地域金融機関がやらねばならないことなのですが、まだまだ限られた取り組みに留まっているのは残念です。
旅芸人ブログでもこの点を強調しています。
先月のアクセス件数、ナンバーワンの記事でした。