🎯誰のための保証人

「〇〇銀行さん(地域トップバンク)あっての我々、〇〇銀行さんのためにも、我々の組織は頑張って参ります。」

X県の中小企業支援に関わるシンポジウムの席上、X県信用保証協会の幹部が臆面もなく語ったと聞いて腰が抜けました。

借り手のために、保証人になるんじゃないですか、だから借り手は保証料を支払ってくれる、〇〇銀行さんが保証料を支払っているんじゃないですよ。

こういうとんでもない人間がいること自体、信用保証協会業界の体質の古さを露呈しています。

「保証する、保証してやる」という意識だからで、そもそも「保証人になる」という感覚が抜け落ちているのではないか。

ワタシが折に触れて意見交換している(というよりは教えていただいている)、P信用保証協会の幹部の方からうかがった話でポイントがハッキリしました。

以下紹介します。

長文ですが、ご高覧ください。

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「保証協会職員の心持ちとして発信したい言葉があります。それは~「保証する」から「保証人になる」へ~です。

簡単なフレーズですが、私たちが過去から無意識に使っている「保証する」は、いかにも大上段で上から目線的な聴こえ方するのは勿論ですが、ポイントは、「保証する」って言葉には、調べた上で保証するって意味が含まれていると思うのです。

一方で、「保証人になる」って呟いた響きはどうしでしょう。まず、そこに意思を感じます。主体性があり、前向きな感じです。保証人になるってことは、これから保証人になるってことですから、これからのこと、つまり、未来に向けての対話が必要になります。ローカルベンチマーク、事業性評価の出番です。また、保証人になるってことは顧客に事業を維持発展してもらわないといけませんので、わざわざ経営支援するなんて言わずとも、お手伝いしていくのが当たり前のことになるはずです。

私たちに過去から染み付いた言葉を少し変えるだけで、私たちの行動も変わる。」

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昨今、旅芸人ブログは信用保証協会の職員さんからのアクセス件数が急増しているのですが、冒頭のX県の信用保証協会幹部さんのような人に限って、旅芸人ブログを読んでません。存在すら知らないでしょう。

でも、発信し続けます。

今日のブログ2件もそうですが、 「旅芸人ブログは信用保証協会に偏向しているのではないか」 と最近よく言われます。 「コロ...

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